無呼吸症候群とそれなりに戦った話その2
前回では無呼吸症候群と診断されたものの、C-PAPがどうしても合わずに結局やめました。
でも無呼吸をどうにかしたいのでマウスピースを試そうとなったのです。
マウスピースって色々種類があって、スポーツ用もあれば歯の矯正用もあるんですよ。
私が欲しいのは無呼吸用マウスピースで、スリープスプリントっていうものです。
作るためには通っていた無呼吸のクリニックから紹介状を用意してもらって、歯医者に持って行って作ってもらうんです。
ただ、当時の私はその行動すらすることが億劫で市販のマウスピースでなんとかならないか考えていました。
恐らくなんですが当時通っていた歯医者は院長先生の予約を取るのが2週間先、1ヶ月先は当たり前でクッソだるかったのと、色々あって無呼吸も重なりやる気はズンドコでした……。
市販のマウスピースっていうのはこういうのです。
結論から言うとなんの効果も得られませんでしたね。
変わらずいびきはしてるし、上前歯の歯茎と歯の境目にマウスピースがピンポイントで当たって軽く血が出てました。
次はこれ
歯と歯の間に挟み込むというより、舌をこの器具に載せて、舌が気道に落ちるのを防ぐ商品だそうです。
これでもダメでした。
いびきかきまくりでした。
これで約5000円無駄金を払ったわけです。
まさに安物買いの銭失い。
このままでは本格的にダメだと感じ、重い腰を上げてやっと歯科医で専用のマウスピースを作ってもらおうと行動しました。
まずは無呼吸のクリニックにメールで紹介状を用意できるか伺ったらすぐに返事が来ました。
紹介状に請求書つけて送るから払っておいて。で、わざわざクリニックに向かわなくてよかったです。
こんなことならさっさとメールすればよかったです……。
ちなみに紹介状は1600円ほどでした。
次に紹介状を持って歯医者でマウスピースを作ってもらうのですがいつも通っている歯医者が例のクッソだるい歯医者で、なんだかんだで予約が1ヶ月後となりやってられなくなりました。
ネットで調べてスリープスプリントを作成している歯医者に行き、サクッと作ってもらいました。
制作は1週間ほどかかるので普通に次回予約をして受け取ればOKって感じでした。
1ヶ月先になる歯科医で作ってもらってたらいつ受け取れるか分かりませんでした。
出来上がったのがこちらで、口にはめると上下のあごががっちり固定されます。
作りはかなり荒く、プラスチックが歯型になっている。という感じです。
紹介状ありだと保険適用内で上記のような粗削りな感じのマウスピースになり、保険適用外だともっといいものができるそうです。
保険適用だと1万円前後で作れます。
よーく見ると上あごの歯より、下あごの歯の方が付き出しているのが分かりますでしょうか。
下あごを突き出すことによって舌が気道に落ちるのを防ぎ、首の気道が開くそうです。
早速試したいびきアプリの結果がこちら。
全然改善してない……。
なんで改善しないのかは分かりませんでしたが、まぁ、使い始めだから慣れていないからだろうと考えました。
前々から口に何かを入れながら寝るのは慣れているので使い続けると変わってきました。
急にいびきをかかなくなった!
何故……と思いつつ、とにかくいびきをかかなくなっていたのでマウスピースも効いていて、それなりに寝れているんだろうという結論になりました。
ちなみに今も上記のような状態ですが特に熟睡感は感じていません。
無呼吸が重症でC-PAPを使うと熟睡感が全然違う!目覚めスッキリ!となるそうですが、C-PAPを使っても、マウスピースを使ってもいつもと変わらない……。となると言うほど重症ではなかったんでしょうね。
ですが、日中の強烈な眠気は無くなったので改善していると思います。
睡眠時無呼吸との戦いは一応これで完結とします。
マウスピースは想像したような効果は得られませんでしたが、寝れてはいるんだろうと考えて使い続けていきます。